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兼六園(石川)

兼六園は水戸市の偕楽園、岡山市の後楽園と並ぶ日本三名園のひとつであり、日本を代表する大名庭園のひとつ。 国の特別名勝に指定されています。

歴史的には、加賀藩前田家の歴代藩主により長い歳月をかけて形作られ、現在のような一大庭園となったのは嘉永4年(1851年)、幕末のことです。

兼六園は、六つのすぐれた景観の代名詞、「六勝」のすべてを兼ねそろえているということから、1822年、奥州白河藩主・松平定信によって兼六園と名付けられました。 いくつもの池と掘りあげた土で築いた山、御亭から成る兼六園は、「築山・林泉・廻遊式庭園」と言われ、春、夏、秋、冬、四季の風情を豊かに随所に表わして、他には類を見ない景観と風情を描き出しています。

兼六園はただ美しい庭園というだけではなく、江戸時代では、金沢城の防衛という戦略的観点も考慮しながら、池や山を配していったそうです。 こういった歴史的背景も加味しながら、探索してみると、よりいっそう歴史的な重みを感じられることでしょう。

 

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